ヨーロッパで日本のテレビを見るならJSTV
「海外で日本のテレビを観る」、一番スタンダードな方法だと思われるのが「JSTV」。
虹色のグミを作ったり、大相撲中継を観たという話、実はこのJSTVを視聴していた1週間の話なのです。
専用機器がなくても大丈夫、1週間視聴パス
ウチの場合、あくまでお試しなので、アンテナや色々な機材が必要ないインターネット視聴一択!
1週間程度の短期視聴、またはお試しという場合、視聴契約ではなく、インターネット視聴パスを選ぶのが良いと思います。
お値段は1週間で15ユーロ、2週間で28ユーロ。JSTVのサイトで申し込みをし、クレジットカードで支払い済ませると、すぐ視聴できます。
ウチはiPadをテレビに接続して視聴しました。視聴までのプロセスは超簡単、ただし、以下の点に注意です。
①録画ができない
アンテナや機材を利用して視聴する場合は録画が可能のようですが、インターネット視聴の場合は録画は不可能。
なので、観たい番組がある時はその時間にネット接続している必要があります。
②チャンネル変更が面倒なことも・・・
JSTVは2チャンネルあるのですが、一方を1時間以上観た後、別のチャンネルに変えようとすると動かないことがありました・・・。
ログアウトした後、何度やっても再ログインができず、「あぁ、もう始まっちゃうよっ!」とイラつくことも・・・。
③視聴パスは1ストリームのみ
観たい番組が重なった場合、視聴パスだと1ストリームのみなので、1つだけしか観られません。視聴契約を結ぶと2ストリームまで可能だそうです。
ジブリ作品、日本制作のドラマやアニメ、ネットフリックスのオリジナル作品やドキュメンタリーの撮影場所など
1週間JSTVを観た感想
視聴スタートした時、放送されていたのが「あさイチ」だったので、一瞬、どこにいるのか分からなくなるくらい、日本感が画面から溢れ出てきました(苦笑)。
付けっ放しにすると「日本の実家」にいるような感覚に陥り、「いいな、この感じ」と思ったのですが、ウチでは「長期契約はないな」というのが本音。
その大きな理由が「それほど観たい番組がない」ということ。
視聴した1週間の最初の3日は休みを取っていたので、テレビを付けっ放しにできましたが、残りの4日はそうもいかない。すると、テレビが観られる時間にやっている番組しか観られない・・・。
アンテナを購入して録画できる状態にすれば、不在の時に放送している番組も録画が可能に。でも、JSTVで放送されている番組、民放のものもありますが、メインとなるのはやはりNHK。民放の連続ドラマは最新のものは少なく、「相棒」や「ドクターX」といった人気番組の再放送が多い印象・・・。
「1ヶ月50ユーロ払って、機材を揃えてまでして観たいか?」となると「・・・そこまでじゃないかも」となりません?
すでにネットフリックスやAmazonプライムに慣れ、「自分の好きな時間に好きなだけ観る」というのが当たり前になってしまったので、リアルタイム視聴がメインのJSTVのスタイルに不便を感じたのも理由の一つ。
でも、常にテレビ付けっ放しができる環境だったら、アリなのかもしれません。付けっ放しにしていると外国にいるとは思えないくらいに日本感が増しますよ。