ヨーロッパ旅行で飛行機遅延、補償請求できるケースって?

ヨーロッパ旅行で飛行機遅延、補償請求できるケースって?

ヨーロッパ旅行中、EU内移動に飛行機を利用したら、大幅遅延でひどい目にあった、こんな経験、ありますか?実は私たちも今までに3度ほど、大幅遅延やフライト・キャンセルの目に遭遇・・・。

日程変更や宿泊先のキャンセル費用など、いろいろと大変なことも多いフライトのトラブル。旅行保険でカバーされればいいのですが、オプションが必要だったり、条件を満たしていないとかで補償が受けられないことも。

でも、そのフライトがEU内のものだったら、補償、受けられるかもしれません。

EU内での飛行機遅延

せっかくのヨーロッパ旅行、スケジュール通りに動けばいいのですが、そうはいかないことも。

不運なことに、私たちは飛行機の大幅遅延に何度か遭遇しています。例えば、ローマ行きの際、早朝6時半のフライトが遅れに遅れて、6時間以上、空港で待つハメに。マドリードへのフライトも午前10時出発なのに飛んだのは夕方・・・。

飛行機遅延費補償

こんな時、クレジットカードの保険や旅行保険のオプションで飛行機遅延がカバーされていれば遅延の際にかかった費用などが補償されます。

でも、調べてみたら、補償されない旅行保険だったという方、がっかりしないでください。もしかしたら、航空会社から遅延補償、受けられるかもしれません。

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自分でできる補償請求

フライトが以下の条件を満たしているか?

EUでは飛行機の遅延に関してはかなり判決が出ているので、以下のポイントが揃っていると補償金が出る可能性、かなり高いのです。

  1. 航空会社側の責任が明ら
  2. 到着時間が予定の時間より3時間以上遅延
  3. EU内で出発のフライト、またはEUの国に属する航空会社利用

1.は機体トラブルなどが該当します。利用者には判別しづらいのが、空港施設の機材トラブル。飛行機には問題がないけれども、荷物が載せられないため、遅延したような場合は難しいと思われます。また、航空会社スタッフのストライキも航空会社の責任には当たらず、請求ができません。悪天候による遅延も請求不可となります。

2.は空港での待ち時間が3時間以上、でも到着予定時間に2時間半遅れで到着したら、該当しません。

3.は例えば日系エアラインで日本発、EU着の場合は残念ながら、該当しません。でも日系エアラインでもEU発、日本着なら請求できる可能性があります。

証拠を取っておこう

そして大切なのが、フライトが遅延した証明できる証拠を取っておくこと。

遅延証明書を航空会社が発行してくれたことは今までなかったので、念のため、写真を撮っておくことをお勧めします。周りの人たちは空港の電光掲示板の表示や機内で到着時間を撮影していました。チケットも無くさないように保管しておいてください。

航空会社にメール

証拠を添付して英文で遅延補償を請求する旨、メールを送ってください。

手続きはこれだけ。これで航空会社から「分かりました、お支払いします。」という返事が来れば、遅延補償が支払われます。ウチはローマの遅延でその日の内にメールを出したら、数時間後に返事が来ました。

補償額ってどのくらい?

「補償されるって言っても雀の涙くらいでしょ?それなら、わざわざ手続きするの面倒」と思われています?

補償金は移動距離や遅延時間によっても異なるのですが、一人当たり、250ユーロから600ユーロまで。子供でもチケットを買って乗っているなら、一人にカウントされます。家族旅行なら、かなりの金額になることもあるんです。

EU内でのフライト・トラブル、知っていて便利なサイト

でも、英語でメールを書くのは時間もかかるし、補償されるかも分からないのに、いろいろとやるのは面倒と思っている方にオススメなのが、こちらのサイト。

補償請求可能か、チェックができる

このサイト、自分のフライトの遅延で補償金が出そうかのチェックができるんです。フライトの情報を該当ページで選択すると請求できる金額まで表示されます。金額が表示されるということは補償金が出る可能性が高いということです。

補償金請求の手続き代行

このサイト、さらに補償金請求の手続き代行もしてくれるんです。

補償金が出そうだったら、代行手続きを依頼。補償金が支払われる場合、手数料として補償金の25%程度が差し引かれ、残りの金額が自分のところに入ってきます。

ポイントは補償金が支払われないケースは手数料が発生しない、というところ。昔はこういうケースは弁護士に依頼するというのがポピュラーでした。でも、支払われない場合、高額な弁護士費用を自己負担しなくてはいけないので、二の足を踏む人が多かったのです。

サイトはEUの言語に訳されているのですが、日本語版は現時点ではありません。ある程度、英語力が必要ですが、自分のフライトが請求可能かのチェックは簡単だし、代行依頼をする場合でも一から自分で請求依頼を航空会社にするよりかは楽だと思いますよ。

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さらに知っておくと損はない情報

その他に請求可能なもの

出発時間から2時間以上の遅延すると軽食と飲み物を航空会社が提供することになっています。これは補償金とは別ものですので、これをもらっても補償の金額が減額されることはないのでご安心を。

航空会社によって若干違いがあるようですが、空港内で利用できる飲食券を何度かもらいました。一人10〜12ユーロ程度の額面だったかな。空港のショップの値段は高めなので、ちゃんとしたものを食べたい場合、不足分は自腹となります。

請求可能な期限って?

「うそ、去年の旅行でものすごく遅延したんだよね。知っていたら、請求したのに!」という方、まだ補償請求可能です。去年どころか、3年以内なら大丈夫だそうです。チケットの半券など、使えそうな証拠、まだ残ってますか?

LCCでも大丈夫

「ヨーロッパ内の国をLCCで移動した時に遅延したんだけど、チケット価格が激安だったから保障は受けられないよね?」って思っている方、LCCでも大丈夫なんです。EU内の発着フライトでEU内のLCCなら保障が出る可能性、大。実際に私たちも補償が出たのはLCC、チケット価格よりも補償額の方が多かったのです。

まとめ

飛行機の遅延、しかも6時間近く遅れられると旅の予定が大幅に狂います。その後に出るか出ないか分からない補償を請求するのも面倒ですよね。少しでも楽に調べたり、手続きができたらいいですよね。

そうそう、遅延だけでなく、フライトがキャンセルされた場合にもここで紹介したサイトで補償が出るか、チェックできます。

ここで紹介したのはEU内のフライト遅延についての規定となります。日本の旅行保険の遅延補償ではストライキの時もカバーされる可能性があるようなので、その辺もちゃんと調べておくこと、お勧めします。