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ベルリンでワクチン接種、会場スタッフや流れが「神対応」過ぎて驚愕

ネットで事前予約、大規模接種会場へ

先週、ベルリンでコロナの大規模接種会場でワクチン接種をしてきました。

事前にDoctolibというサイトで予約、割り当てられた会場はこちら、

Erika hess eisstadion

Erika-Hess-Eisstadion

ベルリンで3番目に大きいスケートリンクらしいです。現在、休業中でコロナワクチンの接種会場になっています。

予約の時間よりも30分くらい前に着きました。ゲートでの最初のチェックで予約画面をスマホで見せ、早過ぎないか確認したら「大丈夫、大丈夫、次のチェックの場所でその画面の下のQRコードを提示してください。」と言われ、最初のゲートをくぐりました。

ちょっと歩くとスケートリンクの建物が見えてきます。

corona impfung2

建物の50メートルくらい手前で2回目のチェック、コロナワクチン接種同意書とワクチンの種類ごとの同意書類の記入やサインがあるか、調べられます。

すでに準備済みだったので、ここは簡単に提示するだけで、建物の入り口へ。

3回目のチェックではQRコードを提示、荷物検査(危険物を持ち込んでいないか)、手の消毒が行われ、これが済むと会場内に入れます。

Surgical mask

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大量スタッフで完璧対応、一体、ベルリンに何が?

会場内は10メートル毎にスタッフがいる感じ、笑顔で挨拶され、「あのスタッフのところへ」と丁寧に案内され、まず、待合エリアで5分程度座って順番を待ちました

スタッフに呼ばれ、ブース内の担当者にパスポート、書類、ドイツの予防接種手帳を提示、体の具合と「ファイザーとモデルナのワクチン、どっちがいい?(ワクチン毎の同意書がこの2種類対応だったので)」と聞かれました。

「どちらでも」と答えると、モデルナになりました。

そして、また別のスタッフに案内され、別の待合エリアで数分、いよいよワクチン接種のブースへ

corona impfung

誘導スタッフは推定笑顔(マスクしているから)で自己紹介、天気や体調のことなどを話しかけてきます。すぐに接種担当の女性スタッフがやってきました。

接種担当も「言葉はドイツ語で問題ない?体調、大丈夫?質問などある?」と超フレンドリーな対応。

一応、「接種後、シャワーしても大丈夫ですか?」と質問、この日は35度近くの猛暑。会場にたどり着くまでに汗だくになっていたので。シャワーは大丈夫と聞いて、ホッとしたら、ワクチン接種、開始。紫色の「いかにもワクチン」っぽい液体が注射され、終了。

「速攻で家に帰ってシャワー!」と思ったら、「念のため、接種後15分は会場にいてくださいね」と言われ、誘導スタッフに連れられて再度、別の待合エリアへ。

割り当てられた椅子に座ると女性スタッフが「大丈夫?お水、飲みます?」と、またもや超フレンドリー対応!汗を掻くまくったので、ありがたく頂くと、水がものすごく冷たい!ドイツで水をもらってこんなに冷たかったのは初めてかもというくらい。

15分経過後、「体調に問題なければ退出していいですよ」と言われ、すぐ出られるのかと思いきや、入り口と出口で人が混ざらないように、裏口に案内されます。このルートにも10メートル毎にスタッフが立っていました。

ちなみに会場に着いてからかかった時間は45分程度。予約をいれていましたが、予約してさえすれば、ちょっと早かろうが遅かろうが入場を許可してくれる印象でした。ベルリンの役所で手続き関連をすると2時間、3時間かかることが当たり前だったので、このスムーズさに驚き!

さらにスタッフの親切さはそれを超える「驚愕レベル」。挨拶、気配り、過剰なまでのサポート、「ホスピタリティとは無縁」だったはずの「サービス砂漠のベルリン」で一体、何が起きたの?というくらいの変貌ぶり・・・。コロナがベルリンを変えたのか、それともコロナが異常事態なので対応も通常じゃないというだけなのか?

来月、2回目の接種が同じ会場なので、この神対応がいつもそうなのか、チェックして来ようと思います。

カリーヴルストとポテト

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