外人が大相撲に惹かれる理由とは?
夏休み中だった子供は午前中の放送、時間が合えば夜の再放送もチェック。何で同じものを2度も観るんだ?!
でも、久しぶりに大相撲を観戦した私も外国人が相撲に惹かれる理由、なんとなく分かりました。
ヨーロッパにいると画面に広がっている大相撲の取り組みはまさに「非現実」的な世界。確かにこれは観たくなるかも。
日本に住んでいた時は日常的に目にしていたから、「当たり前」になっていたんでしょうね。ドイツで初めて相撲の魅力に日本人の私も気づきました。
子供が語る「白鵬必要論」
子供が一番注目していたのが結びの取り組み、つまり横綱白鵬戦。
他の力士とは全く違ったオーラをまとった白鵬が連日、力士をなぎ倒す姿に子供は「怖えー、白鵬・・・」と毎日、ぶるっていました。
が、大栄翔が今場所、初めて白鵬に土を付けると、子供大フィーバー!「あの白鵬も負けるんだね!」と。
翌日、御嶽海戦でも白鵬が負けると「勝った人、後で白鵬に絞められるんじゃない?」とか言い出した(そんなことありません)・・・。
大相撲フィーバーに湧いた子供ですが、2敗後、白鵬が休場となると、「えっ?白鵬、出ないの?じゃ、観なくてもいいや」と一挙に大相撲フィーバー消滅・・・。
あんなに相撲相撲って言っていたのに一挙に冷めた子供、理由を聞いてみると、
「だってさ、白鵬ってラスボスみたいでしょ?ラスボスが強いから、負けると盛り上がる。でも、ラスボスがいなきゃ、つまんなくない?」
なるほどね!よく分かりました。見るからに白鵬はラスボスっぽいもんね。
子供が疑問に思った力士のインタビュー
その日の取り組みで勝った力士に行われるインタビュー。子供がいつも疑問に思っていたのが、
「何でみんな嬉しそうじゃないの?」
言葉少なく、奢ることなく、さらなる精進を目指して自分に厳しい力士、こういう「日本人的」考え方、ドイツで生まれ育った子供にはよく理解できないみたいでした。
しかし、白鵬に勝った御嶽海関のインタービュー、
「嬉しいっす!」とニコニコしながら応える御嶽海関の姿を観て、
「なんか可愛いね!」と、子供大喜び!
今までの関取とは違うキャラの御嶽海関、あの笑顔を見たら、応援したくなっちゃうかも。
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