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フライトがキャンセル、ちょっと前までは補償請求は長い戦いだった・・・

まさかのフライト・キャンセル、しかも子連れで・・・

子供がまだ小さかった頃、ベルリン・テーゲル空港からまず、ベルリンからヨーロッパ最大級の某国際空港を経由して日本へ一時帰国しようとした時、

まさかのフライト・キャンセル」・・・。

子連れだったから助かった、チケット変更手続き

フライトがキャンセル、それだけでも十分ショックでしたが、さらに追い打ちだったのが、チケット変更手続き・・・。

変更手続きを行うカウンターは2つのみ、しかも、一人当たりにかかる時間が30分程度と「なんで、そんなに時間がかかる?!」という仕事っぷり・・・。

行列の半分くらいのポジションだったので、いつになったら順番が来るのかと、気が遠くなりながら、子供の相手をしていたら、スタッフに「お子さんはおいくつですか?」と訊かれました。

なんと、小さな子供がいたので、ファースト、ビジネスのお客さんの次に優先的に手続きを行ってもらえたんです!3歳未満が対象らしいです。

子供のお陰でビジネスのお客さんの後に変更手続きのデスクに。翌日の早朝の便に変更、そしてお詫びとして、乗り継ぎ先の空港で使えるミール・クーポンをもらいました。

優先があったにも関わらず、カウンター付近で2時間近く待ちました・・・。私たちが終わった後も手続きを待つ人々が長い列を成していました。子供が小さかったことに心から感謝。

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現地在住だったから、ホテル宿泊はなし

ベルリン在住じゃない人はホテルを手配してもらっていましたが、私たちは自宅へ。

でも、正直、ホテルの方が良かった・・・。

だって、日本に行くと思ってたから、冷蔵庫は空っぽ、ベッドもシーツを剥がしてマットレス剥き出し状態・・・。

空港で半日以上、缶詰、しかも変更手続きもあって、疲労困憊。一刻も早く、ご飯を食べて、シャワーをして寝たかった・・・。

近所で夫が食料調達、その間にベッドメイクと子供のシャワーを私が担当、とりあえず、食べて、子供を寝かしつけ、シャワーをして、泥のように眠りました。

翌日のフライトは何事もなく、無事に飛び、一日遅れで日本に到着。

長かった補償金請求手続き・・・

日本には無事に着きましたが、納得がいかなかったので、航空会社にクレームのメールをしました。

それはこのフライト・キャンセルの原因は「機体トラブル」だったから

振替手続きの時にもスタッフがそう言ってたし、一度、乗り込んでベルトまで締めたのに降ろされたし。

かなり経ってから、正式な返事として「不可抗力」みたいなことを理由に補償請求には応えられないとの返事が・・・。

「そっか、じゃ、しょうがないよね。」、とここで引き下がらなかったんですよ、ウチ。

以前、ネットで「諦めずに数度、請求したら、最後は補償が出た」という話が出ていたので、懲りずに再度、書留郵便でクレーム、送付。

でも、航空会社も負けません、数ヶ月後に再度、「補償はできません!」とのお返事が・・・。

それでも引き下がりませんでしたよ、ウチは!

知り合いにこの話をしたら、専門の弁護士を紹介してもらえたんです。その弁護士さんから「そのケースなら、補償金、出ますよ、恐らく。」と言われ、速攻、弁護士さんからメールで書類を送信してもらいました。

そしたら、次の日くらいに、「補償金、お支払いします」のお返事が航空会社から!これが、弁護士の威力ってやつ?!

補償は今の相場と同じ金額でした。長い戦いでした、フライトがキャンセルになってから、補償金を受け取るまで、半年ですよ、半年・・・。

補償金がもらえるか、判断してくれ、手続きまでしてくれる便利なサイト

ドイツでは今は専門のサイトがいくつかあって、そのサイトで補償金が出るか、最初の判断を行ってくれ、出そうな場合は手続きも代行してくれるんです。

FairPlane ドイツ語

Flugrecht  ドイツ語

AirHelp 英語版アリ

 

ヨーロッパ発のフライト、またはヨーロッパの航空会社を利用したフライトが遅延、またはキャンセルになった場合、これらのサイトでご自分のフライトが補償対象になってるか、チェックすることをオススメします!