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イースターらしさに欠ける今年、自宅でイースターのパンを焼く

イースター、ドイツでは何食べる?

キリスト教の国では大きな行事となるイースター。クリスマス同様、家族が集まってお祝いする日ですが、今年はコロナのため、外出禁止。祖父母といったリスクが高い年齢の家族とはオンラインでコミュニケーションを取っています。

ウチの場合、食卓に並ぶ料理にも変化が。普段のイースターだとウサギやラムの肉をメインにした食事を食べるのですが、コロナのため、あまり冷蔵庫のスペースを取るようなものは買いたくない・・・。日本人で生まれ育った私は肉料理は断然、薄切り肉派、大きめな肉料理は出来ません・・・。

義実家ではウサギ肉がイースターの食卓に上ることがあるのですが、私にはこれは絶対にムリ・・・。ウサギの肉って、原型が分かるような形で販売されていることが多いのです。冷蔵庫を開けると生々しい形のお肉が入ってるって、考えただけでも、「ムリムリムリっ!!!」・・・。

なので、今年はそれほど大きくない牛肉で作るローストビーフとなりました。これが個人的にできる料理の限界です。

その他にイースターといえば、やはり卵も欠かせない。朝食ではデコレーションを施したゆで卵を食卓に並べたけど、卵は普段も食べてるのでそれほどイースター感はないかも・・・。

カリーヴルストとポテト

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イースターのパンを自宅で焼いた

例年とは全く違う今年のイースター、少しでもイースターらしさをと思い、ドイツでイースターに食べる三つ編みパン、Osterzopf(オースター ツォップフ)を焼いたよ、

Ostern

私じゃなく、自宅のドイツ人(夫)が。

ドイツ人曰く、「買い物に行ったら、買い物リストのアプリに“生イースト”が入ってたから買ったんだけど・・・。」

いや、私は入れていません、生イーストなんて代物、使い(え)ませんもの・・・。

ドイツ人曰く、「買い物アプリがシーズン的に「これが必要!」と判断、勝手にリスト追加したのでは?」と・・・。ま、まさか、AIによる購入行動支配???単に間違えて入力しただけじゃない(有力)?

買い物アプリの思惑通り(?)、まんまと生イーストを使ってパン作りをすることになったウチのドイツ人・・・。

「AIによる人類支配が始まっている?」という不安は忘れ(笑)、焼きたての三つ編みパンでイースター気分を味わいました。