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ユニクロが恐れると言われるプライマークについてのおばさん的考察

「ユニクロが恐れる次に絶対来る"激安ブランド"」の記事に名前が載っていたプライマーク

この前、ネットで見かけた記事「ユニクロが恐れる次に絶対来る”激安ブランド”」に名前が出ていたPRIMARK(プライマーク)。

アイルランド発のファスト・ファションのこのお店、ドイツには2009年に上陸、今年で進出10年目、ベルリンには大きめな店舗が3つあります。

Primark

ベルリン初出店の時には店の前に大行列、お店に入るまで数時間待ちとなり、ニュースにもなりました。

私も数回、ここで服を買ったことがあります。が、正直なところ、あまりここで服は買いたくないなというのが本音・・・。なので、「ユニクロが恐れる?」というのはちょっとピンとこない・・・。

どうしてオバさんにはプライマークがピンとこないのか?

最初の頃の勢いはないものの、やはり人気のプライマーク。流行モノが安く買える、しかも同じファスト・ファッションのH&Mなどよりも安い、と来れば、行かない理由はない、となりますよね、普通。

primark2

でも、「プライマークでは出来るだけ買いたくない・・・」というおばさんがここに!

その理由ですが、

  • 店内が広すぎて見て回るのが面倒
  • 若者が多すぎて気が引ける
  • 流行モノにそもそも興味がない
  • 値段は安いが質がちょっと・・・・

という感じ。

疲れるんですよね、プライマークに行くと・・・。「あっ、これ、ちょっといいかも?」と思っても、近くで見て触ると、「やっぱり、いいや・・・。」という感じ。グチャグチャになっているコーナーもあったりで、ときめきを感じる(こんまり風)服がない・・・。

boa fleece coat

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何を着ても映えない、見苦しい、そんなおばさんが現実逃避をしたり、おばさんにぴったりな服を探す話

でも、こんな時にはプライマークが使えるっ!

でもね、こんなおばさんでも、こんな時、プライマークが役に立ちましたっ!それは、

  • 子供が好きなキャラクターものの服
  • 学校行事用の服
  • ハロウィンなどの仮装
  • 誕生会のお土産用プレゼント

などを購入した時。

primark3

公開になったばかりの「アナ雪2」の服、早速、プライマークにも登場していました。

キャラクターものの服、H&Mやユニクロでも扱いありますよね。でも、ウチの子供が選ぶのはプライマークのもの。それはプリントが毒々しいから(笑)。

親が「これはちょっと・・・」と敬遠したくなるほどのキャラ推しの服の扱いが豊富なのがプライマーク。他のファスト・ファッション・メーカーが親目線でシンプル&クリーンに仕上げているのと真逆の路線と言えるかも。

親は引き気味ですが、子供は大喜びの毒々しいまでのキャラ服。親は喜ぶ子供の姿を見ながら、まず、値段が安いことで自分を納得させ、その後は子供の成長を願い、サイズアウトする日が来ることを待つのみです・・・。

学校行事用の服や仮装系のものは質が悪くても、1回くらいしか着ないので、プライマークで安く買う、これはドイツのお母さんだったら、もう当たり前とも言えるかも(本当か?)。

プライマーク、服だけじゃなく、バッグや靴、インテリア系も取り扱いが豊富。子供服コーナーにはキャラクターものの小物もあり、子供の誕生会のお土産プレゼントを揃えるのに役立ちました。

そう、子供の誕生パーティー、祝ってもらったお礼に渡すんです、お返しのプレゼントを。正直、もらった後、1週間以内にゴミと化すようなものが入っているんですが、子供ってこういうの好きですよね。おもちゃさんでも売っているんですが、他の子のパーティーでもらったものとカブりがちなので、「プライマークは穴場かも」と勝手に思っています。

子供関連以外にもあった、おばさん愛用のプライマーク服!

ここまで書いて、気がつきました、「こんだけディスってて、私、今、プライマークの服着てるじゃん!!!」ということに・・・。

Primark jacket

これ、数年前にプライマークで買ったモコモコ系フリース・パーカー。使用感が漲っているので、小さめ画像&フィルター掛けで処理させて頂きました。

ラウンジ・ウェアのコーナーで発見、価格は15ユーロ程度。

当時、日本で実家の最寄駅の駅ビルでジェラピケ風モコモコ・パーカーを購入。あまりの暖かさに感動し、これを洗濯している間に着られる2着目を探していました。

ドイツではまだモコモコ・フリースが流行っていなかったのですが、流行に敏感なプライマークにはありました。それから数年、日本で買った駅ビルのパーカーよりも、このパーカーを溺愛しております。

その理由は、

  • 薄くて軽い
  • サイズが大きい
  • 洗濯に強い

駅ビルのパーカーと比べるとペラペラだったので、正直、大丈夫かなと思っていたんですが、意外に暖かい!しかも、駅ビルの厚めのやつと比べると軽くて肩が楽!ペラッペラの服もこういうメリットがあるのかと、目からウロコ(笑)。

サイズはドイツだからだと思うのですが、大きめ。しかも、この茶色のは私のサイズがなかったので、一つ大きめにしたんですが、それがむしろ良かった。この前、恐ろしいものを見たんですが、薄くて大きいとさらっと着れるんですね。さらに横に成長していくオバさんにはまだまだ余裕があることも嬉しい。

服はなんでも洗濯機で洗うおばさん、このフリース・パーカーもモチロン、洗濯機で洗ってます。駅ビルのパーカーも同様に洗濯機で洗ってますが、こちらは白なので、すでに薄汚れた感じが否めない。それに対して、プライマークのは色がダーク系というのもありますが、汚れ感や着倒し感が若干、薄い。まぁ、他人が見れば十分に薄汚いとは思いますが(笑)。

で、「ユニクロが恐れるのか?」と聞かれたら

話を最初の記事に戻すと、おばさん的には「ユニクロはプライマークを恐れる必要はないのでは?」という結論です。

モチロン、若い世代には受けると思いますよ、流行りは抑えているし。値段もきっと日本進出となったら、ユーロ価格ではなく、日本の激安価格になると思うし。若者以外にも小さい子供がいる家庭には嬉しい存在になるかなと。

でも、ユニクロみたいにシンプルである程度、クオリティが保証されている服とカテゴリーが違うような・・・。

日本人ということもありますが、おばさんにとっては落ち着くのはやっぱりユニクロ、色味も地味なのが揃うし、ドイツの店舗は日本より若干高めだけど、それでも質に見合った価格だと思うし、とプライマークのフリースを着ながら書いていると説得力に欠けるんですけどね(苦笑)。