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GLÜCK、「幸せ」という名のジャムは食べても食べた後も幸せになりそう

カフェ風ロゴ瓶のジャム「GLÜCK」

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 ここ数年くらい、ドイツのスーパーマーケットのジャム・コーナーに定期的に並ぶようになったGLÜCKという名前のジャム。

GLÜCKとはドイツ語で「幸運」とか「幸せ」という意味。

最近、日本でいうカフェ風デザインが施されたパッケージの食品、かなりドイツのスーパーでも見かけます。

個人的に「カフェ風」があまり好みではないのと普通のジャムと比べて割高なので買ったことがなかったのですが、先週、スーパーで割引価格で販売されていたので購入してみました。

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購入時は「こしジャム」か「つぶジャム」か注意すべし!

急いでいたので、スーパーのカゴに入れる時、果物の種類しかチェックしていなかったのですが、家に帰ってビックリ・・・。

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「こしジャム」ばかりを購入してしまった・・・。

ロゴの下にPASSIERTって書いてあるのが「こしジャム」果肉や種子のつぶつぶが入っていない「こしあん」のようなタイプのジャム。

私はアンコも粒あん派、ジャムも果肉が残っているような「つぶジャム」が好きなのに、痛恨のミス・・・。

ちなみにこのGLÜCK PASSIERTという表記はギャグ(?)になっています。PASSIERENという動詞は「漉す」という意味だけでなく「何かが起こる」という意味も。つまり、GLÜCK PASSIERTと書いてあると「幸運が起こる」という意味になるのです。

いい名をもらったわね、GLÜCK!

果物含有率70%、フルーツの酸味が活きてる

「こしジャムかぁ、ガッカリ・・・。」と思いつつ、食べてみたら、

「・・・美味しくない、これ?!」

ドイツのジャム、普通バージョンのものって甘さが残る感じがするんですが、これは果物の酸味が活きている感じがする。

成分表示を見てみたら、100グラムあたりに含まれる果物は70グラム!普通のジャムって30〜50グラムぐらいが平均だと思うので、これはかなりの高果物含有率!

公式サイトをのぞいてみたら、この会社、創業1888年の老舗ジャムメーカーでした

瓶がカフェ風だから、できたばかりの新しい会社なのかと思っていたのでビックリ。人もジャムも外見で判断してはいけないなと反省・・・。

カリーヴルストとポテト

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GLÜCKの空き瓶が使える!

GLÜCKのジャムを買った理由は「安かった」だけではありません、もう一つの理由は「空き瓶が使えそう」だったから。

普通のジャムの空き瓶よりも口が広くて、背が低いGLÜCKの瓶。しかもラベルがないので、食洗機に入れてすぐ綺麗になる。

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冷蔵庫で余った食材や料理を保存する時、蓋があるからラップも要らないし、背が低いから2つ重ねられる。タッパと比べてガラスだから衛生的な感じ、さらによりクリアだから中身もよく分かる。マイナス面は電子レンジにかけられないということくらい?

でも、私が思っている以上にこの空き瓶、使い勝手が良さそう。実はGLÜCKの公式サイトで空き瓶の利用方法について特集が組まれているんです。

ちょっとおしゃれなデザート容器、蓋に穴を開けてストローをさしてグラスにしたり、プチ花瓶に手作りロウソクなどなど。アヒルを入れたスノードームみたいなのは個人的に「どうかな・・・」と思いますが、普通のジャムの空き瓶よりも使い勝手が良いのは明らか。

今回、4つ購入したのですが、また割引価格で売っていたら、たくさん購入しようと思います。