Karlsplatzpassage

ウィーンの長い地下道、最初はオペラ座やオペラ・リング、ケルントナー・リングの下に出来た地下道Opernpassageからスタートしたそうです。そこから伸びたのが、カールスプラッツまで続くKarlsplatzpassage。
このKarlsplatzpassageにはオーストリアを代表する現代アーティスト、Ernst Caramelle(エルンスト・カラメレ)の作品が飾られています。

作品にマークが反射しているので分かるかもしれませんが、この地下道にはマクドナルドがあります。新宿や東京の地下道ほどの規模ではありませんが、地下道にお店があるのはヨーロッパでは珍しいような気がします。
マクドナルドの他にもスタバやチェーン店のパン屋さんなども。雨が降っていると目的のスポットに向かうルートを検索も大変ですよね。ここなら濡れないし、コーヒーを飲みながら、ちょっと休憩しつつ、ルート検索もできる、いろいろと使える場所ですよ。
Westpassage
カールスプラッツからナッシュマルクト近くのセセッション館まで伸びる部分はWestpassageというらしいのですが、ここには色々な数字が鏡のパネルに並んでいる地下道。

例えば、ここは円周率の数字がずらーっと並んでいました。角を曲がると電光掲示板になっていて、様々な数字のコンビネーションが表示されていました。

ここには今年1月からのウィーンでのシュニッツェルの消費量が表示されています。大体1秒ごとに数字が変わるので、1秒に1枚ずつシュニッツェルが消費されているということでしょうか? ドイツのドイツ語では1月はJanuarですが、オーストリアやチロル地方のドイツ語ではJännerとなるみたいです。
地下道からこんなスポットに行ける
例えば、ザッハトルテで有名なホテル・ザッハー、ケルントナー・リングの地下Opernpassageを利用すれば、外を歩くのは2分くらいで済みます。Westpassageを使えば、ナッシュマルクトのかなり近くまでいけるし、雨の日の定番観光スポット、博物館が集まっているミュージアム・クォーターへのアクセスもKarlsplatz駅からU2を使えば、5分程度。雨の日の観光のルートを結ぶ拠点として役立ちますよ。
まとめ
雨の日のウィーン観光、地下道には本当に救われました。ナッシュマルクトを歩いていたら雨だけでなく、風も強くなってきて、逃げこむようにWestpassageへ駆け込みました。
雨の日でもあまり濡れずにオペラ座周辺の観光が出来、他のスポットへの移動拠点としても最高、さらにちょっと雑学の知識がついたり、美術鑑賞もできる、とっても優秀なスポットですよ。
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